季節

そろそろ目覚ましを1つ、
玄関に置かないと、万が一が恐い季節になってきた。



この最後の砦に救われたことが
何度もある。




今朝も
ベッドの目覚ましが鳴った。止めた。
スヌーズ機能を全部OFFにした。
このまま寝ていたら遅刻だなという
ギリギリの時間に



玄関の目覚ましが鳴った。
にわとりの泣き声の最大音量が
響く中、



寝ぼけまなこで
ベッドからとびだし、ヨタヨタと玄関まで行き、目覚ましを蹴った。




わざとではない。
思ったより、手前の床にあった。



「ぃででぇぇえええ！！」の声を
転がった目覚ましの
「コケコッコォォー！！コケコッコォォー！！」が
上回った。



目覚ましを止めた。静寂が戻った。
足の指を揉みながら、



救われたけど、、
起きたけど、
もうちょっと柔らかい方法で起きれないものか。。と考えてみた。



棚とか、上に置けばいいのか。
生憎、うちにはそういった出っぱりスペースがない。


思いつかなかった。
考えるのをやめた。


明日の朝は速い。



再び玄関の床にセットした。



目覚ましに
「蹴られる身にもなってみろ」と言われているようだ。



。。。玄関マットの上に置いてみた。
床に直接よりはいいでしょ。
気は使っていますよ。。的な。




何をやっているのか。
はやく寝よう。