駅の階段を、
けっこうな重さのスーツケースを左で持ち上げ、もう片方の手にアイスコーヒを持ちながら、上っていたら、
左腕、全部で踏ん張るので、
右にも力が入り、
アイスコーヒのカップを握りつぶしそうになる。
「カップやばい!カップ!つぶれる!」と、隣を歩く、安田大サーカスのクロちゃんに言ったら。
「いやいや、力、ゆるめて。」と。
「ゆるめたら、スーツケース落ちる!階段!ギリギリ上げてるから!」と返したら。
「、、バカですか。」と、
スーツケースを持ってくれた。
ありがたい。
潰されかかったカップの形を戻し、
ストローの先から、ゴクゴク吸って一息。
「はぁ~、片方だけ踏ん張るってさ、案外、難しいもんだね。焦ったよ。」と隣を見たら、もういなかつた。。
前をスタスタと行き、スーツケースを運んでくれている。
クロちゃんが、振り返らないことをいいことに、
コーヒーと、一緒に買ったマカロンをポケットから出し、口にほおばる。。おいしいな。
再び、コーヒーで喉を潤しながら、
悠々歩く。
後ろから、ほくそ笑む、悪い女。
ホホホホホ。。
けっこうな重さのスーツケースを左で持ち上げ、もう片方の手にアイスコーヒを持ちながら、上っていたら、
左腕、全部で踏ん張るので、
右にも力が入り、
アイスコーヒのカップを握りつぶしそうになる。
「カップやばい!カップ!つぶれる!」と、隣を歩く、安田大サーカスのクロちゃんに言ったら。
「いやいや、力、ゆるめて。」と。
「ゆるめたら、スーツケース落ちる!階段!ギリギリ上げてるから!」と返したら。
「、、バカですか。」と、
スーツケースを持ってくれた。
ありがたい。
潰されかかったカップの形を戻し、
ストローの先から、ゴクゴク吸って一息。
「はぁ~、片方だけ踏ん張るってさ、案外、難しいもんだね。焦ったよ。」と隣を見たら、もういなかつた。。
前をスタスタと行き、スーツケースを運んでくれている。
クロちゃんが、振り返らないことをいいことに、
コーヒーと、一緒に買ったマカロンをポケットから出し、口にほおばる。。おいしいな。
再び、コーヒーで喉を潤しながら、
悠々歩く。
後ろから、ほくそ笑む、悪い女。
ホホホホホ。。