鍼に行く。
うつ伏せになり、
「腰が痛いです。ママチャリのタイヤをパンクさせたまま乗っていたら、だんだんおかしなことになりました」と言ったら、
先生が
「え!走って痛めたんじゃないんですか?」
。。ほほほ。。違うのです。
ここ数日の暴れっぷりは半端なく、
どんなフラットな道もガタンガタンガガガガガガ。。と舌噛んだらどうしようくらい上下に体が跳ねた。「ここまで来るのも遠かったです~~」
「え!いつパンクしたの?」
「。。何日。。いや1週間。。いやどれくらい経ったでしょう」
鍼の先生が、鍼を打った後、
自転車屋さんを調べて下さった。
ああ。申し訳ない。。
時間はあったのだが、時間を作らなかっただけなのだ。。
やっと今日、ママチャリをお店に持って行き直してもらった。
お店を出て、乗ってみる。
はあぁぁぁぁ~~~~、
スムーズ~~~~
腰も恥骨も痛くない~~。
同じ自転車とは思えない。
どんな滑らかな道もガッタンガッタンいわせ、
その癖どんな小さな段差にも負けていた。
危なそうなところは自転車から降り押して歩いていた。
それを友人らに話す度に
「バカなの?」と。
都会の道とママチャリが嫌いになりかけていた。
元気になったママチャリ。
サドルを軽くポンポンと叩く。
私、ご満悦。
「こんなに無震動だったら、痔になったとしてもいけると思う。しかも、タイヤ1回転で進む距離ヤバイからね。グーーンって進む。パワーが違う」と、友人に力説する。
「ふつ~~のママチャリだからね」と。
ほほほ。
ママチャリに乗って帰宅中。
風が頬を切る。
スムーズになったぶん寒い。
飾り程度にあるギアチェンジ。
これ、数字上げる度に
床暖房みたいな、サドル暖房みたいにならないかな。。
「ねえ。中年は喜ぶよ」とママチャリに語りかける。
うんともすんとも言わないな。